世界の装飾品:琥珀(こはく)
2023-03-27
琥珀(こはく)は樹液が化石化したもので、茶色や黄色、オレンジ色など様々な色を持ちます。古代から装飾品やアクセサリーとして愛され、その美しさから宝石としても扱われています。
主にバルト海沿岸で産出されることが多く、ポーランド・リトアニア地域では古代から琥珀の加工技術が発達し、特に17世紀には、欧州の宮廷でも愛される高級な素材でした。
琥珀には、鮮やかで温かみのある色合いや、ギザギザや泡模様など、独自の美しさがあります。気候や土壌などの自然環境の違いによって、産地や品種も異なりますが、どの琥珀も魅力的な輝きを放っています。